春の訪れ
- Shigehiro Kuraku
- 16 時間前
- 読了時間: 3分
昨今の雨風に耐えたキャンパス内の桜を一般の方に楽しんでいただき、研究所の活動を紹介する恒例の遺伝研一般公開を無事終えました。今回はとくに講演会が新しい構成となり、さらに彩り豊かなイベントになったと感じています。所外からの講演者としてご協力いただきました元村有希子さんには感謝申し上げます。
3月は当研究室が関わる水産資源調査・評価推進事業および学術変革領域A(題して「機動性ゲノム」)の会議において、さらに、日本生態学会や日本水産学会において、希少種や食用種を含む野外の多様な生物のゲノム配列をはじめとする生命情報の取得と活用についての成果報告や情報交換を行いました。
3月の末日、あえてこの日取りにしたのですが、高校2年~大学3年向けとして開催したワークショップ「生命の樹」に、14名の方にご参加いただきました。約4時間にわたり、アクティブラーニング的な内容も交えて、学術研究に限らないさまざまな社会の局面で生かしていただきたい、DNA情報にまつわるいろはを持ち帰っていただきました。
4月になり、丹伊田拓磨さんと小川佳孝さんが研究室に加わりました。これまで、当サイトのMembersのページの表示が整わず、これまでのメンバーの情報も一部欠落している時期がありましたので、新メンバーの追加に併せて修正しました。(それでも、十分に整ったわけではないのですが・・・)
来る4月18日には遺伝研大学院一日体験会が行われます。当研究室に限らず、「研究所での研究」にご興味をお持ちの学生さんはぜひご参加ください。当研究室へのご加入希望の方は、そういう方向けにこれまでに書いた各種情報を事前に把握いただけますと幸いです。
以前このブログにて、前身の神戸理研の時代からゲノム・トランスクリプトーム情報の評価ツールとして提供してきたウェブサーバgVolanteの停止についてお伝えしていました。ご連絡が遅れましたが、このgVolanteについては、BUSCO v6において信頼性が増し画一的なインストール方法が定着したことや、生成AIをもってすれば配列長に基づく評価指標の計算も格段に容易になったこともあり、その後再開しないことを昨年末までに決断いたしました。
当研究室では、生命情報データや解析ツール、そしてそれを活用するマインドが必要な現場に届くことを目指して、ほかにMedakaBaseやaLeaves、そしてサンマや軟骨魚類の配列検索サイトを提供してきました。情報セキュリティの観点からの改善の必要に迫られこれらは現在休止していますが、改めて必要性を検討するとともにしばし時間をいただき、そののち改善できたものについて再開するという方向で進めていきます。力不足を痛感しながらですが、さまざまな専門性をお持ちの周囲の方々のご指導のおかげで進んではおりますので、どうかご辛抱をお願いします。


