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サメの性~裏話
性染色体や性決定についての研究は、正直に言って当研究室の伝統的なフォーカスではない。それでも、独自の貢献をできるのではないかと期待し進めてきた。今月後半に入り、丹羽君の学位公聴会もあって慌ただしく、オンライン出版までのタイムラインを読み違えたせいで関係の方々をお騒がせしてし...
Shigehiro Kuraku
7月30日


日本語記事等ご紹介
研究室ホームページの記述など、(手が行き届いていない部分もまだありますが)更新し、現状に合わせて整えなおしました。 当研究室の活動のうち、あまり露わになっていない情報源として、ここではあえて過去の日本語記事を紹介しておきます。 当サイト Researchのページ...
Shigehiro Kuraku
7月21日


9月末に染色体の会
毎年、当研究室がローカルオーガナイザーとなって年に2度ほど遺伝研研究会を開催してきました。ことし2025年度はすでに4月に「生物多様性のDNA情報学 2025」を開催しましたが、来る9月29・30日に「 染色体構成と核型からみるゲノムの多様性とその理解...
Shigehiro Kuraku
7月21日


和色な集いを再び分生で
先日 Xでアナウンス しましたが、12月に横浜で開かれます 分子生物学会の年会 にて、 和色バイオゲノムコンソーシアム に関わるフォーラムを開催します。 12月4日(木) 19時15分~20時30分 第13会場(パシフィコ横浜 会議センター 4F「418」)...
Shigehiro Kuraku
7月21日


ぜひ沼津へも
三島駅と研究所を行き来してお帰りになるのでは勿体ない、とよく思います。観光案内サイトのようにふんだんにはご紹介しませんが、 当研究室 のある三島からすぐの沼津のみどころについて、少しだけ情報を並べておきます。三島には海岸はありませんが、沼津には、西は東田子の浦の手前から南は...
Shigehiro Kuraku
7月21日


Medaka Omics News 4
Medaka Omics News by NBRP - 2025年5月19日 メダカNBRP 生命情報チームによる活動をお伝えします。 ▲ 長く使われてきたNBRPメダカのウェブサイト( https://shigen.nig.ac.jp/medaka/...
Shigehiro Kuraku
5月19日


コアラボ運営を考える
あまり文字に記されないことに触れるというのがこういった媒体の存在意義かもしれません。今日はコアラボ、あるいはコアファシリティ、とも呼ばれたりする、共通基盤技術施設の運営についてです。とくにDNA情報取得や解析を扱う場合の話です。 以下、大事と思われること...
Shigehiro Kuraku
5月13日


アウトグループどう選ぶ?
研究発表を聴いていて、途中で出てくる系統樹について物言いをしたくなるケースがあります。先日ですと、アウトグループ(外群)が非常に遠く(繋がる枝が長く)、配列1本だけ、という系統樹。結論に影響しないならよいか、と思う反面、指摘すべきかなという正義感も抹殺できない。質疑の時間に...
Shigehiro Kuraku
5月3日


新年度近況いろいろ
3月は中旬に札幌での日本生態学会、そして下旬に相模原の北里大での日本水産学会に参加しました。前者には毎回参加しているわけではありませんが、今回は日本の希少生物のゲノム情報の集積状況について紹介しました( 発表スライド ; さらに参考、 以前の記事...
Shigehiro Kuraku
4月20日


は虫類と鳥類の関係
は虫類のさまざまな系統の中で、とくにカメの系統的な位置についてはさまざまな議論がありました。その議論が落ち着いたのは、DNA情報に基づく分子系統解析の結果が揃ってきた頃、2005~2010年くらいの時期であったと思います。鳥類とワニ類はあわせて主竜類と呼ばれますが、これとカ...
Shigehiro Kuraku
4月2日


遺伝子推定をオーダー
自分たちでやる必要がなくなったということではありません。自分が、あるいは、他の研究者がNCBIへ登録しリリースされたゲノムアセンブリに付随した遺伝子アノテーションがついていない場合、NCBIへリクエストすることができます。ただし、多様性の高い(動物の場合、血球以外の組織が望...
Shigehiro Kuraku
3月26日


4/5に一般公開
当研究室が三島でスタートし、はや四年。研究所の一般公開イベントが今年は4月5日(土)に催されます。私の研究室も、スペースを頂いての展示を初めて行います。研究所のシンボルである桜の時期ということで、研究機関としては珍しい春の開催です。とはいえ、遺伝研としては恒例のイベントです...
Shigehiro Kuraku
3月23日


ヒトelusive geneを
分子系統学的観点から、進化上失われやすい遺伝子をelusive genesと呼んでいます。複数の独立の系統でオーソログがゲノムから欠失している遺伝子のことです。最初は 爬虫類ソメワケササクレヤモリのゲノム解析(Hara et al., BMC Biol 2018)...
Shigehiro Kuraku
2月27日


求人
つい先日晴れて採択通知を受け取った、来年度始まる研究課題に付随した ポスドクを募集 し始めました。下記にも貼り付けておきます。 博士号が必須とは考えておらず(業務遂行の自律性や待遇は相応に変わってきますが)技術補佐員としての募集も同時に行っています。どちらかを1名採用の予定...
Shigehiro Kuraku
2月27日


当研究室加入希望の方へ
来週遺伝研では 大学院説明会 が予定されています。今回は工樂があいにく当日三島に不在のため当研究室はエントリしていませんが、大学院生やポスドクとしての加入についての相談はいつも受け付けています。工樂にメールいただけましたら、オンラインでの相談あるいは対面ご訪問の機会を設けま...
Shigehiro Kuraku
2月13日


2025年春までの発信予定
いくつか文字にしたい話題をまだ発出できていませんが、直近のものを含め、ラボとしての発信機会や工樂の講演などの予定をリストしておきます。 ・1月18日(土) 遺伝学講座みしま (遺伝学普及会・三島市連携イベント)にて 一般の方向けポスター発表「三島で進め...
Shigehiro Kuraku
1月16日


理想の保存方法は?
種々の学会参加や研究会主催もさることながら、海外のある選考への協力のための色々にかかりきりになっていましたが、それが済み、ある程度落ち着きました。 さて、タイトルは、生物試料の保存についての話題です。現実には色々制限があるのですが、いま使える技術や今後さらに安価になるデータ...
Shigehiro Kuraku
2024年12月17日


海研究会と遺伝子推定
明日から開催の 「海」研究会 へは38名の方々に参加登録いただきました。今日夕方までに、参加者の方々へ最終のご連絡をお届けする予定です。 研究会で重点的に扱うわけではありませんが、このブログで近いうちに、脊椎動物の全ゲノムアセンブリ上の遺伝子推定(全ゲノム規模のCDS配列予...
Shigehiro Kuraku
2024年12月11日


年の瀬
いくつか近況等を並べておきます。 12月12・13日に遺伝研で開催する研究会「海と生命情報から学ぶ脊椎動物の多様性とその分子基盤」の プログラムを以前のブログ記事に追記 しました。参加予定の方はぜひご確認ください。参加登録済みの方々及びスピーカーの方々には追って当日のご案内...
Shigehiro Kuraku
2024年12月4日


2024 イタリア紀行(2)
以前書き綴った内容(「 2024 イタリア紀行(1) 」)のつづきです。 プラトでの会議が閉会してすぐさま、南西に移動しました。すぐさま、といっても、小ぢんまりした会だけあって、(ほぼ?)全員に別れの挨拶をして、そういった小規模な会の醸すよさを今回も噛みしめつつ会場を後にし...
Shigehiro Kuraku
2024年11月30日
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