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  • 執筆者の写真Shigehiro Kuraku

はじまりの4月

その後、慌ただしくなり書き込みが滞ってしまいました。メンバーが複数加わり、研究室エリアのセットアップは着々と進んでいます。その顔ぶれや改装後のラボの雰囲気はここのMembersのページ、そして、Twitterでの発信をそれぞれご覧いただければと思います。


 あすの昼時にはちょっと特別な時間を設けました。お望みの所内の方へ、研究室としては手を止めて、研究室エリアへ立ち寄っていただきご案内をする時間を設定したのです。研究者だけではなく、日ごろからお世話になっている事務をされている方々も来ていただければ嬉しいです。きょうを含め、当日都合よくないので・・・、とフラリといらっしゃる方へご案内することも実はありました。


 今年度から、当研究室がナショナルバイオリソースプロジェクト(NBPR)のメダカの実施体制に分担機関として新たに加入しました。種に特化したゲノムその他の生命情報を有機的に提供する体制を強化していきます。ときには遠縁の脊椎動物も含めた種間比較から得られる情報を活用してもらえる情報発信にも力を入れていきます。これらは、これまでに扱ってきた他の生物種についても幾分は気にかけてきた部分です。もちろん一番興味を持ってきたのはそういった情報を用いた発見ではありますが・・・。NBRPには遺伝研の研究室として加わることになりましたが、これまで理研のラボで多数のメンバーが尽力して培ったノウハウを土台に活動していくであろうことは言うまでもありません。


 新たな関与としてNBRPのことに触れましたが、これまで進めてきました多方面との共同研究もさらに深めていきたいと思います。研究を支える解析技術の高度化と利用、動物の遺伝子の進化、ゲノム構造の多様性、サメ・エイの生物学、どれもです。なかでも、並べた最後の項目について、昨日は冷凍個体の解剖、そして、明日は港へ、と色々動いています。


 来年度へ向けての研究室への加入についてのご相談もちらほら受けることがあります。5月21日には大学院生向けの紹介イベントが控えています。ご興味あれば、ご参加いただきたいですが、直接ご連絡いただければ個別対応もいたします。



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