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理想の保存方法は?
種々の学会参加や研究会主催もさることながら、海外のある選考への協力のための色々にかかりきりになっていましたが、それが済み、ある程度落ち着きました。 さて、タイトルは、生物試料の保存についての話題です。現実には色々制限があるのですが、いま使える技術や今後さらに安価になるデータ...
Shigehiro Kuraku
2024年12月17日


2024 イタリア紀行(1)
ひさしぶりの欧州への出張の行き先は、またもイタリアとなりました。 2年前にナポリでEuro EvoDevo会議に参加 して以来です。まず、ベネト州に降り立ち、イタリアで2番目に古いパドヴァ大学(1222年設立!)の研究者Giuseppe...
Shigehiro Kuraku
2024年10月31日


サンマのゲノム情報
「解読」などと大それた言い方は敢えてしません、大事なのはここからですので。今秋も話題のサンマ Cololabis saira について、まずはゲノム全体を読み取って分子レベルの様々な研究が色々な方面からスムーズに始められるように、ということで、DNA配列情報を取得しました。...
Shigehiro Kuraku
2023年10月23日


ここでハナカケトラザメ
当研究室では、学術研究に広くご利用いただけるような軟骨魚類の受精卵の供給体制の確立を目指して動き出しています。主眼を置いている種が、ハナカケトラザメ(Scyliorhinus canicula, small-spotted...
Shigehiro Kuraku
2022年7月24日


ABSと名古屋議定書
先週、遺伝研のABS学術対策チームに掛け合って、研究室で調べる対象となる生物種について、「名古屋議定書 (Nagoya Protocol)」に抵触し問題となる部分がないか、相談に乗っていただきました。ABSはAccess and...
Shigehiro Kuraku
2022年3月14日


ラブカ
この三文字でピンとくる方、少なくないでしょう。カグラザメ目(Hexanchiformes)のサメの一種で、以前より「生きた化石」と形容されてきました。 この生物については、個体数減少の懸念にも配慮しつつ、アクアマリンふくしまと東海大海洋科学博物館により共同で調査・研究が行わ...
Shigehiro Kuraku
2021年10月29日


日本発コンソ
「コンソ」と略して書いたのは、「コンソーシアム」のこと。先日、ヒトゲノム完全解読について、出版前の原稿が公表されましたが、取り組んだチームに日本人が一人も入っていない、ということで話題になっているようです。かつてはそれなりの立場を確保し、世界の舞台で役割を果たしていたこの国...
Shigehiro Kuraku
2021年7月6日


Squalomix、次の企画
本研究室で進めていく軟骨魚類のオミクス情報解析プロジェクト Squalomix について、先日は 国内の水族館関係者向けの紹介セミナー を行いました。しっかり数えられませんでしたが、10くらいの園館からご参加いただいていたように思います。セミナー後にとくに時間制限なくご質問...
Shigehiro Kuraku
2021年5月1日
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