top of page
検索


アカエイ種判別問題
昨年末、「160年越しの新発見 日本で最も身近なエイ『アカエイ』が複数種であることを解明し、新種を記載」というニュースが話題になりました。今回はこれに関連して、唐突に思われるかもしれませんが、アカエイの「種判別」について少し書いておきたいと思います。 当研究室では、2021年春からアカエイ(Hemitrygon akajei)の全ゲノムシークエンスに初めて挑み、すでに2025年春にその配列を国際データベースにて公開しています。実は昨年末の板鰓類研究会シンポジウムにおいて、私自身「全ゲノムシークエンスに供した個体が本当にアカエイだったのか、あるいはアリアケアカエイ(Hemitrygon ariakensis)だったのか、確認が不十分なままである」と疑問を呈していました。このことで不安が広がり、前提が揺らいでしまっては良くないと考え、その後日談をここに記す次第です。 結論から申し上げますと、ゲノムを読み取った個体は「アカエイ」ということで問題なさそうです。上記の種判別問題を精査された長崎大学の山口先生から、アリアケアカエイと判定された個体のミトコンド
Shigehiro Kuraku
5月3日


9月末の「染色体」研究会
当研究室では多くの場合年度あたり2件の遺伝研研究会を主催しています。NIG-JOINTの制度に基づく研究会のことです。 研究界の傾向として(テーマや分野によっては)集会過多な感じもありますので、毎年開催しているテーマはありません。他所では似た集会が開かれにくいテーマに重点を...
Shigehiro Kuraku
2025年9月5日


2023年の成果から
2023年に発表した研究についての日本語での紹介記事の一覧です。 ジンベエザメだけに起きた視覚の進化 ~深海生活への適応か?~ (国立遺伝研、大阪公立大学、沖縄美ら海水族館) 卵で増えない胎生のサメも卵黄遺伝子を持つ -「ラブカ」など12種のサメ・エイ類の比較解析で発見-...
Shigehiro Kuraku
2023年12月25日
bottom of page