遺伝研研究集会「生命科学を支える分子系統学」の1日目を終えて2日目の朝です。対面で約30名、オンラインで約50名の方々にご参加いただいています。
一部の参加者には、当研究室のエリアで、発生中のサメの胚をご覧いただきました。様子を下で簡単にご紹介します。
約5cmの卵殻に納まって発生しているハナカケトラザメ Scyliorhinus caniculaの胚です。産み落とされてから約6か月で孵化します。この種の詳細は先日ここに書いた記事をどうぞ。
こちらはイヌザメ Chiloscyllium punctatum。卵黄を引きずっており、本来はまだ卵殻に入っているはずの段階です。こちらは孵化まで約4か月。この種のドラフトゲノム情報は理研時代の研究室から2018年に公表し、その後、核型の報告を行うとともに、鰭の発生についての研究も進めてきました。
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